マリーゴールドの現実

「幻惑」から「現実」へ

文学賞前夜近く

 わたくしは若い女性でもありませんが、学校の先生に気に入られたことも、一度たりともありません。それに無料ブログですので、そんなに読まれているとは思えないです。そういう風にしか思えないように、パソコン上では反応はありません。ときどき、温泉卵は作れないさんにスターをつけて頂くことはございます。一度他の方がスターをつけてくださったのも知っておりますが、一回につき4個が最高でした。コメントもありませんし、何にも反応はございません。終風さんが皮肉を籠めてブログを書いておられるところは、丁度拝見致しました。

 今、家ではお風呂の工事の真っ最中です。温泉に行けるので珍しいことですので、そういう生活も楽しんでおります。でもお風呂工事にはお金がかかります。それでわたくしもその一部分を荷なうべく、稼がなければなりません。親はそう言ってくれるだけでいいよと言ってくれますが、わたくしは是非とも加勢したいと思います。今、ある文学賞に投稿しておりまして、先ず第一の発表が11月の初旬にあります。そこをクリアすれば、次の段階に進みます。そうして最優秀賞に至れば、50万円ぽっちの賞金が頂けます。

 実は当選しましたら、その小説に付いては著作権を失います。ですから、本当は当選しなくてもよいのです。でもお金は欲しい。でも50万円ぽっちで終わるか、落選してもっと実入りのある賞に持ってく方がましかと思ったりしております。お気付きのように、わたくしは落選した時のショックをできるだけ少なくしようと思っているのです。でも真実でもあります。だって50万円ぽっちですもん。工事費のほんの一部分にしかなりません。普通の新人賞は大体200万円くらいの賞金ですよね。

 わたくしは芥川賞直木賞も読みませんが、どんなのが当選しているのか最近の直木賞を読んでみました。実につまらなかったです。わたくしの書いたのが、もっとましじゃないかと思いました。偽らざる思いです。でも人には運命というものがあるのですよね。大したことなくても何かの運気で、当選したりするものです。それにしましても、商業誌ではなくても、同人誌からも選ばれているそうです。そういう情報は、同人の方から得ます。今度も原稿をチェックして頂きました。お陰さまで大部ましになったと思われますが、その方のご親切に報いるためにも、当選したらなあと思います。

 同人誌の方の作品ももう少しで完成します。完成と言っても締め切り後にチェックが入ると思います。それで、手を加えます。それが約3か月くらいかかって、印刷、発行の運びとなります。わたくしは勿論、編集者ではありませんので、自分のだけにかまけていることができます。編集者は大忙しです。わたくしは一会員で同人ではありませんが、会員でも投稿できる会です。入会してから一度だけ、掲載されなかったことがありました。独身者の性を描いたものでしたが、勿論、純文学と思っておりますが、当時は会風に馴染まないと却下されました。次の作品は右翼が怖いと言われて、前のがよかったと言われました。つまり案外、いい作品だったのでした。次の作品は大幅に削って、右翼に睨まれない程度に仕上げました。お陰さまで、地方新聞の書評欄に少しだけ講評が載りました。

 人様の目を受け入れるということが、如何に大切なことであることか、よくよく分からされたことでした。話は変わりますが、今、プルーストの「消え去ったアルベルチーヌ」を読んでおりますが、彼は政治にも通じているのですね。彼の階級からすると、そういうお付き合いもあったことでしょうか。素晴らしいです。勿論翻訳で読んでおりますが、新しい訳で読んでおります。今、訳出されているので3冊、文庫で出ています。溜まらないうちにちゃんちゃんと読みたいと思います。多分、平行読書するでしょう。1冊に嵌るというのは、あまり好きではありません。今は書いているので1冊読んでおります。書いてしまったら、暫く読書に励もうと思っておりますので、また平行読書になることでしょう。

 書くのもあと1枚くらいになりました。予定ではですね。もっと増える可能性はありますが、予定通りに行けばそれがいいかなと思います。こんどはいつもより少なめで、たかだか50枚ぽっちです。長ければいいというものでもないのでそうします。一度、超短編に挑戦しましたが難しいです。今は亡き同人誌の先輩が、晩年お書きになられた超短編に、感動致しました。老境というのはあのようなことを言うのでしょうか、素晴らしかったです。ところでわたくしは、芥川賞直木賞に関心があまりありませんし、読んでも来ませんでした。だってあれは新人賞ですから、まだまだ経験薄の人の作品ですよね。わざわざ読むこともないかと思います。読売新聞社賞くらいなら読んでもいいかなと思いますが、なにせ現代のものにも疎くて、日本文学も、世界文学も、名作を読んでいないものですから、そちらから先に読もうとしております。

 自分が現代人なのに、その現代人のわたくしの作品を、読んでもらいたいと思っているのですから、勝手なものですよね。古典的名作ばかり読んでいるのも、どうかなとは思いますが、日本でも書く人はたくさんいますから、そんな中で読まれるべくなるのは難しいことでしょう。時代や地域を超越するような作品が書けるといいのですが。

 無料ブログですので肩身が狭いです。前回より一か月が過ぎると切れてしまいそうになります。前回も一か月以上前でした。Googleで検索してからログインしました。自分のブログなのにですね。あ、無料ブログでした。肩身が狭いです。では今日もここまでお付き合いくださって有り難うございます。また次回。