マリーゴールドの現実

「幻惑」から「現実」へ

中庸、下世話ネタ

 今日は美容院へ行ってきた。ヘアダイとヘアカットである。私はパーマはかけない。ヘアダイをしている間に、コーヒーとチョコレートをいただく。いつも出していただく。待ち時間のある人には出されるようである。そのお店でも最小限のことしか話さないが、よく話す人と同じように、信頼関係は成り立っていると感じられる。お客の個性を感じ取ってくださる。帰りに、薬店や量販店に寄って買い物をした。体温計やら、顔、身体用のオイルやら、ハンガーやら、靴下やら、襟巻きなどを買った。襟巻きはこの季節売ってあるので、冬用だろうと当たりをつけた。5百円台だった。薄い生地でできているので、もしかしたら夏用かもしれない。首がスースーするのはたまらなから、今もう既に使っている。その代わりに夏用の襟巻きをやっと洗った。夏用は日焼けを避けるためであるが、盛夏には小さなサイズのやつを首に結ぶ。気休めのようだが。よく身に付けるものは大概決まっている。殆ど袖を通さないものは案外あったりする。

 靴下は美容院で雑誌を見ていたら、青の靴下が載っていたので、私も買ってみようと思って、3足939円で買ってきた。青ばかりではもちろんない。オフホワイトと茶系の靴下も買った。冬になって身体がカサつくので、オイルを買ってみた。私は飽き性なので、小さなサイズのやつを買った。5百円ぐらいのやつを2種類買った。一つは美容オイル、一つはマッサージ用オイルである。マッサージ用は引き締め効果があるらしいが、あまり期待はしていない。まずお腹をマッサージしてみた。掌に残ったオイルを手の甲になすりつけた。肌をなめらかにする効果もあるらしいからだ。その効き目はあるようだ。美容オイルはまだ使っていない。お化粧は家に帰ったらすぐに落とすが、美容オイルのことは忘れていた。いつものオールインワンジェルで済ませた。このオイルはボディーオイルとしては口コミで第1位だそうである。顔用には何も言われていない。5百円の品を顔用には使わないのだろうか。

 ボディークリームを塗ったら、あんまりお風呂に入らないから、身体が冷えてしょうがなかった。オイルも変わらないかもしれないが、少し軽いんじゃないかと期待している。腕や足がカサカサしてきたので買ってみた。引き締め用は無論、引き締め効果を期待しているが、運動も心がけたい。ただお風呂には1週間に2度ぐらいしか入らないので、汚れとして積もるかもしれない。私はよくそうやって、無駄な買い物をする。でも、グレープシードオイルは、ちょっと賭けてみようかと思っている。主にお腹のマッサージに使おうと考えている。あとは二の腕とか、肘から下のカサつきに用いようかと思っている。足もカサつくがもったいない気がする。いくら5百円でも20㎖しかないのである。それでも私はよく使いかけては捨てることも多い。こんなところにも私の意志薄弱さは出ている。でも捨てるときには案外、気を強く持つ。

 年単位で持っていることが多いのだが、捨てるときにはエイっとばかりに捨てる。一度それまで使っていた安物の化粧品をごっそり捨てたことがある。代わりに少し高い化粧品を買った。私は殆どお化粧しないから、長く持てるので、化粧品代はさほどかからない。しかも基礎化粧品もオールインワンジェルだから安くつく。それに手間がかからない。あまり肌をいじるのはよくないと言われている。その観点からもオールインワンジェルはいいのではないだろうか。でも手入れしなさすぎるのもよくないようだ。ほどほどがいいようである。それは値段の面からもそうである。あんまり高級なのは栄養価が高すぎてよろしくないらしい。安すぎるのもどうかと思う。中庸というものはこういうことにも言えるのだ。つまらぬことだが。何も精神界のことばかりに中庸は言われなくてもいいようである。中庸というのは保守精神の権化のようであるが。どうだろうか。

 保守すなわち右翼ではないだろう。保守というのはやはり中庸ではないだろうか。穏便である、穏健であるというようなことだろうか。高校も終わりかけの受験期に入って、学校から言われたものである。履歴書には思想穏健と書くように言われたことを思い出す。あの頃本当に子供だったのだなと思う。学校から言われるままにそう書いたものだった。私は若い頃はどちらかというと左翼がかっていたものだ。政治的には19歳でキリスト者になってからも、ずっと左翼がかっていた。朝日新聞の影響もあったかと思われるが。朝日新聞が左翼だろうか。そんなことはないだろうか。リベラルとは言われるが、保守とはほど遠いだろうか。またしても尿意を催している。私のパソコンは暗転して長く経つと、インターネットまで切れてしまう。急いでお手洗いに駆け込んだ。私はいつもこうやってヒヤヒヤしながら、パソコンに向かっている。推敲するときにも睡魔は襲ってくるが、そんなときには暗転してしまっていることもままある。だから最近は眠気を催すと、推敲は諦めがちである。ここまでお付き合いくださってありがとうございます。