マリーゴールドの現実

「幻惑」から「現実」へ

今日、思ったこと

 私は2年前に、一つの小説まがいを書いた。それはとても上質とは言えないもので、だからまがいなのであるが、悠仁さまを語りとして書いた皇族小説である。2年前だから当時13歳でいらした。そんなお小さな人を語りに据えるのだから、デリケートな問題を語らせることになるのは必至だが、気も使った。今日拝見した茂木健一郎氏の佐賀新聞社長との会話には正直のところ疑義を挟まないではおられない。実のところネットの私のホームには眞子さまと小室圭さんの話題はあまりというかほとんど上らなかったので、ネットで何が語られていたか実はよく知らないのだが、他の人がなんと言っているのか知らないが、私としては小室圭さんは、たまたま眞子さまと出会い結婚に進もうとされている方であって、個人的な金銭問題で一民間人である小室さんが、私たち国民に向かって何か説明責任を負うのが適当かどうかわからないのである。私は小室さんが発表されたとされる文書を読んでいないので、なんとも他には言いようがないのだが、私は一番最初に話された「譲渡されたものと理解している」という言葉だけが耳に残っている。なぜそれではダメなのだろうか。週刊誌も詳しく読んだわけじゃないので、よく知らないが、そんなこんなでよく書いたものだが、佐賀新聞社長は情報が多すぎるとも他の文脈で言われたが、それこそ小室圭さんの状況に当てはまるのではないか。私の情報源はほぼNHKニュースで言われた限りなのだが、一種のスキャンダルに入るのかどうかも怪しいことだが、お相手が皇族だからのことであって、国民が皇族だけが国民の税金を使って生活しているという「やっかみ」というようなことを佐賀新聞社社長さんはおっしゃったが、それならなぜ一民間人の個人的金銭問題、犯罪でもなんでもない行き違いのようなものをつつくのかそれがわからないのである。釈明しろというのかわからないのである。しかも佐賀新聞社長さんは最近の世界の金持ちの資産運用についても、世間の「やっかみ」が原因でつつかれているといわれた。それなら尚のことである。しかしながら週刊誌の立場としては皇族の結婚相手の人物が、金銭問題を抱えているということは格好のネタだったろうと思われる。これが民主主義社会で、云々されないのは異様でもある。私個人としては「譲渡されたものと理解している」発言で納得したのだったが、大方そうでもなかったのか、400万円という額は現今私の住む地方都市の分譲マンションの3分の1から8分の1くらいの額である。眞子さまがその約30倍の皇室を離れられる際に支払われるはずの一時金をさえ使われない覚悟でいらっしゃるのは、痛々しいくらいである。当然かもしれないが、これからのお二人には400万円はどうにかなるだろう。

 それはともかく日本人の金持ちが、世界の金持ちと一桁額が違うということだが、それは日本社会のある健全さかもしれない。つまり極端に富が一部に集中していないという。まあ、もともと日本には国力というものがないのかもしれないが。それはそれとして日本に貧困がないわけではない。

 また原発問題であるが、世界は今後地球温暖化のために化石燃料を使わない方向に進むのはそうかもしれないが、原発廃止論者が、地球温暖化の問題を視野に入れていないようなことを言われたが、必ずしもそうではない。火力発電の技術革新は相当なもので、二酸化炭素の排出をかなり抑えられるところまで来ている。ゼロにすることは理想かもしれないし、温暖化は深刻な問題ではあろう。しかし日本は地震の多発する国でもある。東北大震災が記憶に刻まれるべきものなら、そこを避けては通れないはずである。なんのための記念なのか。これは感情論ではない。他に代替エネルギーはあるものだろうし、今後その開発がなされるべきだろう。水素などはそのいい例だろう。東北大震災の結果、第一次産業の方々は風評被害にも遭われている。それはしっかりと計測されたものであり、まさに風評なのかもしれないが、いまだに戻るにもどれない地域もあるのだ。

 政治とカネの問題は、腐れだが、すっぱり辞職してもらおいうではないか。甘利さんが有能なのはわかっているが、一旦は表から消えても、有能な人はやはり人材であり、カネの問題は今後一切起こしてもらいたくないものである。嫌な問題であるし、メディアの弱さもあると思うが、カネで政治家を動かして有利に物事を持っていこうとする、またそれに応じる政治家も問題であるが、そういった問題は今後なくしていってもらいたいものである。甘利さんや、茂木さんや、河野さんや、野田さんはいい人材だと思われる。しかし、国が少子化問題に本気で取り組むつもりがあるものか疑問である。結婚しない人は増える一方だし、それがなぜなのかは、単純には言えないが、何か幸福な未来が描けない行きづまり感はあるのではないか。これは若い人々の周りを取り囲む様々の問題の集積と言えようか。

 私のフェイスブックは繋がらなくなった。今後、フェイスブックができるようになるかどうかわからないが、乗っ取られたのかもしれない。ここまでお付き合いくださりありがとうございました。